最終更新: 2026年04月15日

和室を洋室にDIYリフォームできる?
プロが教える失敗しない方法と業者との費用比較

「DIYで和室をフローリングにしたい」——YouTubeやInstagramでDIYリフォームを見て、自分でもできそうと思ったことはありませんか?この記事では、一級建築士の視点からDIYの現実と落とし穴を正直にお伝えします。

この記事のポイント
✔ DIYで「できること」「できないこと」が分かる
✔ DIYと業者依頼の費用を正直に比較
✔ DIYで失敗した場合の修復費用も解説

1. 和室→洋室リフォームをDIYでやると実際いくらかかる?

まず費用を比較してみましょう。6畳の和室を例にします。

DIY業者依頼
材料費(フローリング等)約8〜15万円込み
工具・道具約3〜8万円(初回)不要
廃材処分費約2〜5万円込み
作業時間3〜7日(素人の場合)1〜2日
合計(初回)約13〜28万円約20〜35万円

一見DIYが安く見えますが、見落としがちなコストがあります。

2. DIYの「見えないリスク」

⚠️ 床下の状態は開けてみないと分からない

畳を剥がすと、床下の根太(ねだ)が腐食していたり、シロアリ被害を受けているケースがあります。この状態でフローリングを貼っても、数年後に床がきしみ・たわみが発生し、結局業者に修復を依頼することになります。

根太補修を業者に依頼した場合:追加費用5〜20万円

⚠️ 段差処理の失敗でつまずき事故が起きる

和室は廊下より床が高いことが多く、この段差処理を適切に行わないと転倒リスクが生じます。特に高齢者がいる家庭では重大な事故につながります。業者は段差調整を標準で行いますが、DIYでは見落とされがちです。

⚠️ マンションはDIYが管理規約違反になる場合がある

マンションの場合、フローリングの遮音等級(LL-45等)を満たさない材料を使うと管理規約違反になります。DIYで規格外の材料を使い、後から張り直しを要求されたケースも実際にあります。

3. DIYで「できること」「プロに任せるべきこと」

✅ DIYに向いている作業

  • 壁紙(クロス)の一部交換
  • 障子・ふすまの張り替え
  • 塗装(アクセントウォール等)
  • インテリア・照明の変更

❌ プロに任せるべき作業

  • 床の撤去・フローリング施工(床下の状態確認が必須)
  • 押入れ→クローゼット改修(構造の確認が必要)
  • 段差解消工事(バリアフリー基準への適合)
  • 建具(ドア)の交換(枠の調整が必要)

4. DIY失敗例:修復費用の現実

【よくある失敗例】
「YouTubeを見てフローリングを自分で貼ったが、1年後に床全体がきしむようになった。」

原因: 床下の根太が劣化していた。水平もとれておらず、フローリングの継ぎ目が開いてきた。
修復費用: 一度剥がして根太補修→再施工で約40〜60万円(当初DIYで節約した金額の2倍以上)

5. 結論:DIYと業者、どちらを選ぶべきか

状況推奨
床の状態が心配な築20年以上の戸建て✅ 業者(床下調査が必須)
マンションでフローリングを敷きたい✅ 業者(管理規約・遮音等級の確認)
高齢者がいて段差が心配✅ 業者(補助金も使えてお得)
新しい戸建てで床下に問題がない△ DIY可能だが専門知識が必要
クロスの張り替えだけ○ DIYに挑戦してみる価値あり

床のフローリング工事は、見た目以上に床下の状態確認と下地処理が重要です。この部分を省くと後々の問題につながります。

「DIYでやろうと思っていたけど、まず床の状態だけ見てほしい」という相談も大歓迎です。現地調査・見積もりは無料ですので、プロの目でチェックしてから判断されることをおすすめします。

「DIYか業者か」迷っている方へ
まず無料で床の状態を確認します。そのうえで「DIYで大丈夫か」「プロに任せた方が良いか」を正直にアドバイスします。

無料で床の状態を診断する

6. よくある質問

Q. 「床だけ診てほしい」という相談でも来てもらえますか?

A. はい、もちろんです。床下の調査だけの訪問も無料で承ります。

Q. 業者に頼んだ場合、保証はありますか?

A. はい。施工後の不具合(床のきしみ等)は無償で対応しています。DIYの場合は保証がありません。

Q. DIYで失敗した後の修復も依頼できますか?

A. はい、対応可能です。既存の施工を確認したうえで、最適な修復方法をご提案します。